実家の裏山は20年ほど前までは管理され下草刈りや枝打ちが行われていました。しかし安い輸入材が市場を席巻し国産材は採算が採れなくなり山林の管理は行われなくなりました。そのため間伐が行われず密集したまま成長した木は細く折れやすくなり倒木被害が増えてきたのです。そのため遅ればせながら間伐を実施することになりました。木を切って運び出すのに線路があっては邪魔になります。そこで西側の周回線を撤去することにしました。これは結果的に廃線につながりました。体力と残りの人生を考えると母屋を一周する周回線は非現実的になってきたのです。折角作ったティンバートレッスルは枕木も設置しないまま廃止されました。