Kolejkaogrodowaのブログ

印刷会社のサラリ-マンがコツコツ建設してきた庭園鉄道紹介のブログ

2020-01-01から1年間の記事一覧

太田 庭園鉄道 建設記 その67 鉄レールの接続(北側)

鉄フラットバーは10m程で使い切りました。残っているのは高校時代に鉄道研究会で買った20mm×20mmの鉄アングルだけです。これは幾度か走行テストに使われ、その都度穴が開けられ錆びついて東京の自宅に転がっていました。長さは全部合わせても6m位。そ…

太田 庭園鉄道 建設記 その66 鉄レールの接続(南側)

道床は全通したもののレールはまだ半分しか敷設していません。前にも書いたようにポーランドで製作したアルミレールが行方不明のままでコロナの影響で探しに行くことも出来ません。それならば建設記その38で紹介した鉄レールを使ってみようかという事にな…

太田 庭園鉄道 建設記 その65 周囲の自然

太田庭園鉄道は旧宅の裏山に設置していますが敷地内には畑があるほか季節ごとの花が咲き狸など野生動物も住み着いています。 毎年自家用にジャガイモを作り一部は販売しています 春の訪れは自生している水仙が教えてくれます 桜の開花は東京より一週間ほど遅…

太田 庭園鉄道 建設記 その64 友人来訪

小学校の同級生で偶然にも鉄になった友人が太田庭園鉄道を訪問してくれました。およそ60mまで完成した線路をED16で何度も往復してもらい、午後は真岡鐡道のC12を一緒に撮りに行き夜は酒を酌み交わしながら昔のSL撮影話に花を咲かせ嘉永7年建築の古屋敷にお…

太田 庭園鉄道 建設記 その63 ED16側面のガラリ製作

ED16の側面にはガラリ(吸い込み口)があります。恐らく内部の抵抗器やモ-タ-の冷却風を吸い込んでいるのでしょう。雨が入らないよう千鳥配置のガラリになっています。これをどう表現するか検討した結果アルミ板に幅3mmの平型アルミ針金を貼り付けるこ…

太田 庭園鉄道 建設記 その62 パンタグラフの製作

その49で紹介したようにED16を習志野鐵道倶楽部で試運転させて頂くにはパンタグラフが必要でした。買えば5万円はします。そこでデッキと同様アルミの針金を曲げて作る事にしました。青梅鉄道公園での実機観察により本物のパンタグラフは上下のためのヒン…

太田 庭園鉄道 建設記 その61 杉の伐採時に上から見たレイアウト

最近台風などが狂暴化し倒木による道路遮断や停電などの被害が多くなっています。実家も数年前に間伐をしたものの残っている杉の木が強風時に折れる現象が時々起きており安全のため伐採することになりました。伐採は幹に梯子をかけて、なるべく高いところに…

太田 庭園鉄道 建設記 その60 道床の一周完成 トータルステーション(TS)の利用

2020年3月21日、ついに一周136mの道床が完成しました。1993年8月15日に最初の1mを設置して以来27年の歳月が流れていました。完成が急に進んだのは廃チャンネルを利用したためです。まだ枕木を作っておらずアルミレールは在庫が払底していて敷設出来ないた…

太田 庭園鉄道 建設記 その59 友人が来る!枕木全交換へ

鉄道好きで小学校時代の友人が太田庭園鉄道を訪問してくれることになりました。しかし建設開始から23年が経過し枕木のほとんどは朽ちかけている上、道床も沈んだり傾いたりして安全上の懸念が出ていました。そこで思い切って全部の枕木を新品に入れ替え道…

太田 庭園鉄道 建設記 その58 廃チャンネルの利用

道床は従来コンクリ-トで作ってきました。一方太陽光発電設備の増設工事の時、横行クレーンを自作しました。その部材の一部がチャンネルで工事後は使われないまま残っていたのでこれを再利用して道床に使う事にしました。スパンを長く取るため丈夫にする必…

太田 庭園鉄道 建設記 その57 主桁の増産

延長のための主桁の増産が始まりました。しまってあった型枠を取り出し整備してコンクリ-トを流しました。運搬には工事用車両も使いましたがレールがまだ敷設されていない所では枕木の上に板を敷き猫車も使用しました。 コンクリ-トミキサ-が活躍 型枠に…

太田 庭園鉄道 建設記 その56 軽トラの導入

2018年に新レイアウトが決まると道床の延伸が始まりました。道床の建設には土木工事が伴います。ちょうどこの年太陽光発電所の拡張のため中古軽トラを買い入れ工事に利用出来るようになりました。そのため軽トラが線路を横切るための踏切も作りました。 軽ト…

太田 庭園鉄道 建設記 その55 デッキの製作

古典的な電気機関車の面構えは何といってもデッキにありますが私のED16はこれもありませんでした。そこで青梅鉄道公園の写真を元に製作してみました。材料は全て加工し易いアルミとし接着剤でつなげるだけにしました。ステップはアルミ平板を切って組み立て…

太田 庭園鉄道 建設記 その54 先輪の製作

ED16は本来先輪がありますが私の模型にはありませんでした。構造がよく分からなかったからです。その50でご紹介したように青梅鉄道公園で実物を見たため製作することにしました。ただ本物は先輪の内側に軸受けがあり軸受けの中心で旋回出来るようになって…

太田 庭園鉄道 建設記 その53 工事用車両の製作

新しいレイアウト建設に向け主桁の運搬が多くなりました。裏山伐採時に取り外したものが払底すると新しい主桁を作って延伸をはかりました。この一枚40Kgある主桁は従来手で運んでいましたが重くて大変な上、延伸に伴って運搬距離が伸びる問題がありました。…

太田 庭園鉄道 建設記 その52 新レイアウト決定、陸橋の設置、植林

杉の間伐後レイアウトを再検討しました。太陽光パネルが設置され線路の敷設に制限が生じたこと、残りの人生の長さと体力を考え母屋を一周する大きなレイアウトをあきらめ家の東側で完結する小さなレイアウトにしました。太田庭園鉄道建設記その2で紹介した…

太田 庭園鉄道 建設記 その51 バッテリーと制御装置の変更

最初に屋根上に突き出している鉛バッテリ-を廃しベンチレ-タを乗せられないか検討しました。折しも家内のパナソニック製電動アシスト自転車が老朽化のため壊れ予備も含め2台のリチウムイオンバッテリーが手に入りました。しかし電圧が29Vと高く、これまで…

太田 庭園鉄道 建設記 その50 青梅鉄道公園実機調査

2015年の習志野鐡道倶楽部運転会に触発された私でしたが動き出したのは定年から3年後の2018年でした。まずED16の外観を衆目に耐えられるよう改善する必要がありました。しかし図面を持ち合わせないため青梅鉄道公園に展示されている実機を調査し多数の写真を…

太田 庭園鉄道 建設記 その49 習志野鐵道倶楽部見学、友人来訪

2015年あるきっかけから大学の鉄道研究会のメンバーが習志野鐵道倶楽部という組織でライブの運転をやっているという情報が入りました。問い合わせてみるとC11を持っていてボランティアでいろいろなイベントに参加しているという事です。 早速見に行ってみる…

太田 庭園鉄道 建設記 その48 草生す線路

2014年になると私の勤務地は千葉に変わりましたが家族状況から栃木へ行く機会は大幅に減り庭園鉄道の管理は出来なくなりました。久しぶりに行ってみると一面の草に覆われて走行は全く無理な状況でした。機関庫の裏へ廻ってみるとミツバチが巣を作ってしまい…

太田 庭園鉄道 建設記 その47 間伐開始

伐採業者が現地に入り間伐作業が行われました。一部撤去し損ねた橋脚やレ-ルは重機によって無残に破壊されました。60年物の杉を200本ほど切りましたが売り上げは伐採と運搬費用で消え手元に残ったのはわずか3万円でした。 あれはティンバートレッスルのある…

太田 庭園鉄道 建設記 その46 間伐のため一部廃線

実家の裏山は20年ほど前までは管理され下草刈りや枝打ちが行われていました。しかし安い輸入材が市場を席巻し国産材は採算が採れなくなり山林の管理は行われなくなりました。そのため間伐が行われず密集したまま成長した木は細く折れやすくなり倒木被害が増…

太田 庭園鉄道 建設記 その45 太陽光発電開始

庭園鉄道とは関係ないのですが2011年暮れに1号機、2012年に2号機3号機と実家の同じ敷地内に太陽光発電設備の設置を行いました。広島県三原市に単身赴任中であったため設置工事中は関東との行き来で超多忙となり庭園鉄道どころではなくなりました。…

太田 庭園鉄道 建設記 その44 倒木被害

2012年秋の事、大風により倒木が発生し線路が破壊され不通となりました。倒木は以前にもありタ-ンテーブルの円形軌道が壊れ作り直しになった事があり今回で2回目です。レールが曲がった上、林の中は地盤が弱い事もあり軌道も沈んでしまいました。広島県三原…

太田 庭園鉄道 建設記 その43 機関庫の建設(アーチの製造)

レンガが次第に積み上がり出入り口と窓の上部を塞ぐこととなりましたがレンガの場合下向きの重力を脇に逃がすためア-チ構造とするのが一般的です。全部で12か所あるため個別に型枠を組むのは大変なので地上で型枠を作り鉄筋を通しセメントでつなぎ合わせ…

太田 庭園鉄道 建設記 その42 東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災ではあまり報道されていませんが栃木県でもかなりの被害がありました。檀家から浄財を集め10年前に完成した寺の本堂はがけ下に転落して全壊し周辺の農家や住宅も全半壊したところが多かったのです。我が家も長屋門の基礎…

太田 庭園鉄道 建設記 その41 機関庫の建設(お客様再び)

2010年8月には以前お出でになったお客様が再び訪問され記念にレンガを何枚か積んで行かれました。大変光栄なことです。ありがとうございました。 運転も楽しまれました.この頃塀は全てこわしてしまいました。

太田 庭園鉄道 建設記 その40 機関庫の建設 (レンガ入れ替え)

機関庫全体は茶と黒の混合色のレンガで正面はアクセントを付けるため赤レンガとしていました。しかし赤レンガが足りないことに気付き茶と黒に統一することにしました。折角積んだレンガではありましたが息子に削岩機で削り取ってもらいました。 ガッチリ固ま…

太田 庭園鉄道 建設記 その39 ティンバートレッスルの建設

北へ延伸した路盤が南へ偏向することにより再び空堀を渡る必要が出ました。溶接で鉄橋を作るのは大変なので木造のティンバートレッスルを建設しました。しかしこの前年会社の異動で勤務が福島県から東京となり栃木へ行く機会が大幅に減り庭園鉄道建設は 進ま…

太田 庭園鉄道 建設記 その38 鉄レ-ルを試す

ブログその36に書いたようにポーランドからアルミレールが入らなくなりました。しかし写真で判るように道床は設置後既に数年を経て苔むしています。代替品として鉄レールを試してみました。昔使ったアングルは水平部分があるので設置は楽ですが曲げるのが…