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太田 庭園鉄道 建設記 その105 SP45台車の製作ー3 Produkcja wózków

SP45の本番台車が一台完成しました。仮の台車でテストしたのが2022年6月でしたから一年半かかった事になります。人生短いのになかなか思うようには行かないものです。図面が無い上実機を見る事も出来ず設計には時間を取られました。加工に入ってからも特にフライス作業が中々はかどらず完成を早めるため材料を硬い鉄からやや柔らかいアルミに変えた部分も多くありました。また入手出来た材料や加工の都合から設計変更も多く発生しました。

アルストム台車ですので動輪軸の上下動はリンクで行いますが第2動輪はベベルギヤでエンジンからの動力を伝達するため固定になっています。第1動輪と第2動輪への伝達は第3動輪からチェンで行います。チェンにはたるみ防止のためチェン張りを設けました。実機はスポーク動輪ですが、これの加工は後回しです。

走行テストはこれからで更に不具合が発生する可能性があります。その後2台目の台車の製作に入りますが2024年末までにSP45のボデーまで完成するかどうか怪しいところです。

真横上より見る

斜め上前より見る

連続したリンク機構は魅力です

第3動輪の軸箱の蓋は試しに黄銅で作りました

裏から見たチェン張り機構