Kolejkaogrodowaのブログ

印刷会社のサラリ-マンがコツコツ建設してきた庭園鉄道紹介のブログ

2022-01-01から1年間の記事一覧

太田 庭園鉄道 建設記 その92(内燃機関車テスト台車試運転)Uruchomienie testowego wózka lokomotywy spalinowej

ポーランドの内燃機関車SP45のテスト機の台車が完成し試運転を行いました。結果は上々でしたがエンジンやギヤの音が意外にうるさい事が分かりました。写真の下の走行ビデオご覧ください。 ① 牽引力---ED16とそん色なく庭園鉄道機関車として実用可能と判明し…

太田 庭園鉄道 建設記 その91(内燃機関車テスト機台車の製作)

時期が前後しますが以前製作を開始したポーランドの内燃機関車SP45のテスト機の台車の製作報告です。部品加工に関してはインクジェットプリンタで出力した図面を加工物に貼り付けポンチを打つという方法を用いました。加工物にケガキ線を描き交点に打つ従来…

太田 庭園鉄道 建設記 その90(友人来訪)Znajomy odwiedza Kolej

周回線開通後習志野鐵道俱楽部のメンバーが太田庭園鉄道を訪問されました。アメリカSanta Fe 鉄道のGP35ディーゼル機関車持参です。この機関車は元々3.5インチ用の台車と車輪を5インチ用に改造したものでしたが車輪の幅など5インチ用に合わせる改造を行った…

太田 庭園鉄道 建設記 その89 ポイントの改善 Poprawa zwrotnicy

周回線完成後はしばらく運転を楽しむことに費やしビデオも沢山撮りましたが習志野鐵道俱楽部の方々をお招きして開通式をやる構想が浮かび上がり、もう少し整備をする必要を感じました。その一つがポイントでした。ポイントは機関庫の建設に取り掛かる前から…

太田 庭園鉄道 建設記 その88(周回線の完成)Ukończenie calą linię kolejową

その10で紹介した通り軌道の建設は93年8月15日に最初の1mから始まりましたが2006年頃からポーランドで製作したアルミレールが行方不明となり、それ以来レールの延伸はストップしていました。しかし(その79)で紹介した通り小学校の友人の協力で国産レ…

太田 庭園鉄道 建設記 その87(テスト機製作開始)Rozpoczęcie montażu maszyny testowej

紆余曲折ありましたがテスト機の図面が完成し製作に入りました。家に短いながらデルリンの板があったので長さを短縮して利用することにしました。また台車もデルリンから切り出して加工することにしました。デルリン(一般名はポリアセタール)はエンジニア…

太田 庭園鉄道 建設記 その86(SP-45 テスト台車)Wózek testowy

SP-45の動力伝達方式は決まりました。しかし本当にこれで行けるのか検証する必要があります。実際の庭園鉄道での動きは実物とは異なり条件の悪い線路、明らかに大きな負荷などに対応出来なければなりません。エンジンの振動や騒音も気になります。そこでSP-4…

太田庭園鉄道建設記その85 (船橋市前原商店会地域子供祭りへの参加)Udział w wydarzeniu dla dzieci @ woj. Chiba Japonia

2022年5月28日には津田沼パルコ屋上で開催された船橋市前原商店会主催、地域子供祭りのミニSL乗車イベントに参加してきました。SLの運行は習志野鐵道倶楽部が行いメンバーの私は乗客の誘導と客車の消毒を行いました。その折着用したのが旧国鉄職員の制服と駅…

太田 庭園鉄道 建設記 その84(親戚来訪)Krewni odwiedzili Kolej

太田庭園鉄道を親戚の叔母とその友人が訪ねてくれました。二人とも陶芸家で鉄道趣味とは縁がありませんが実家の家を見学がてら乗車してもらったのです。 新緑の中、乗車を楽しむ二人(前が叔母) かなり稀有な体験だったとは思いますが、それなりに楽しかっ…

太田 庭園鉄道 建設記 その83 (SP45 遠心クラッチ)Sprzęgło odśrodkowe

草刈り機のエンジンと刈刃の間には遠心クラッチが入っています。これによって草刈り機はエンジンの回転数を上げ下げするだけでクラッチが自動的に入切しクラッチ操作が不要なオートマになっているのです。SP45もこの機構をそのまま流用し遠心クラッチと相対…

太田 庭園鉄道 建設記 その82 (SP45 動力伝達方式の検討ー2)Namysł sposobu przenoszenia mocy-2

色々検討した結果エンジンの出力軸とZEROMAXの間はチェンでつなぎスプロケットホイルの歯数を1:3にすることで振動の吸収と減速を実現することにしました。以下の図面はそれを反映したものになっています。 内部空間の制限からZEROMAXは上方に持ち上がります…

太田 庭園鉄道 建設記 その81 (SP45 動力伝達方式の検討ー1)Namysł sposobu przenoszenia mocy-1

エンジンはホンダのGX25で良いとして、その動力を車輪に伝えるにはどうしたら良いか。草刈り機用のエンジンであれば遠心クラッチが備わっているので別途クラッチ機構は不要です。それ以降は実機のように発電機を回してDCモーターを回すのが一番楽ですが手軽…

太田 庭園鉄道 建設記 その80 (SP-45ディーゼル機関車外観図)Lokomotywa spalinowa SP-45 projekt

ポーランドのSP-45型ディーゼル機関車の外観図が出来ました。まともな図面は手元になくNETで色々探した結果Model kartonowyというペーパークラフトの存在を知りました。ヨーロッパでは以前から飛行機や船など様々なペーパークラフトが販売されていますがSP-4…

太田 庭園鉄道 建設記 その79 (レール延長)Przedłużenie szyny

2022年1月1日現在のレール総延長は90mほどで、まだ一周しておらず、しかも一部は鉄アングルなどを使用しています。本来ならポーランドで製造したアルミレールで延長すべきですが品物が行方不明でありコロナやロシアのウクライナ侵略があって探索にも行けま…

太田 庭園鉄道 建設記 その78 (SP-45ディーゼル機関車への取り組み開始)Plan lokomotywy spalinowej typu SP-45

太田庭園鉄道ではED16を卒業したら、いよいよライブスチーブを製作する予定でした。しかし設計は26年も滞ったままでした。ライブの知識がほとんどない事や現役の社会人としての忙しさが理由でした。7年前に会社を定年退職してからもなんだかんだで進んで…

太田 庭園鉄道 建設記 その77 (電圧計と電流計の取り付け)

初期のED16は自動車用バッテリー、現在はパナソニック電動アシスト自転車のバッテリーを使用していますが実際どの位電力を使っているか分かりませんでした。しかし習志野鐡道倶楽部のメンバーがデジタル式の電圧電流計を電車に付けていた事から自分も付けて…

太田 庭園鉄道 建設記 その76 (前照灯と尾灯の点灯)

尾灯用のLEDは20年以上前から、前照灯用の懐中電灯も15年ほど前から準備していました。しかし取り付ける時間はありませんでした。2020年になって取り付けはしましたが点灯はまだでした。庭園鉄道は昼間屋外で走らせるもので周囲が明るいため点灯しても分から…

太田 庭園鉄道 建設記 その75 (先輪のスポーク化)

動輪にはスポークがありましたが先輪はベタ車輪でした。そこで趣を実機に近付けるためスポークの削り出しを行いました。失敗するとイベントなどへの参加が出来なくなるので2個は新製し外したものに追加工することにしました。 フランジと踏面の旋盤加工 ま…

太田 庭園鉄道 建設記 その74 (ED16先輪の改善)

その71で先輪の構造をヒンジにしフレームの幅を片側5mm拡張して習志野鐵道倶楽部での運転会では問題なく走行が出来ました。しかし台車を線路に乗せる時など車輪がぶらぶらして扱いにくいのと水平方向に多少の復元力が無いと車輪が片側に寄ったまま走行する…