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太田 庭園鉄道 建設記 その80 (SP-45ディーゼル機関車外観図)Lokomotywa spalinowa SP-45 projekt

ポーランドのSP-45型ディーゼル機関車の外観図が出来ました。まともな図面は手元になくNETで色々探した結果Model kartonowyというペーパークラフトの存在を知りました。ヨーロッパでは以前から飛行機や船など様々なペーパークラフトが販売されていますがSP-45については実物の25分の1という全長が75cmにもなる大型のものがありました。大きいため内部の運転席やエンジンまで忠実に再現されています。ポーランドまで買いに行くわけには行きませんが一部の図面がダウンロードできるため外観と3軸ボギー台車に関するものをPDFで入手出来ました。これに写真やPIKOのHOモデルの広告を参考にして描きあげたのが以下の外観図です。

 

 

縮尺はどうするか、1435mmの標準軌を127mmの5インチ庭園鉄道に合わせると大体11分の1になります。この縮尺を全体に適用すると全高388mm全長1728mm全巾258mmの結構な大きさになりました。

エンジンをどうするか。友人からは昔亀石峠に庭園鉄道があった時代、草刈り機のエンジンを使った機関車を見たという情報がありました。また自分でも762mm軌間のトロッコを作って走らせたことがありました。

29年前に製作した762mm軌道用トロッコ


当時のエンジンは既に廃棄してしまっていますが昨年ホンダの草刈り機を購入し4サイクルエンジンが手に入ったため、これで検討することにしました。

そうなると11分の1サイズの車体に予定しているエンジンが収まるか検討しなければなりません。色々探してみると幸いエンジン単体でもGX25という商品名で販売しているようでカタログに図面がありました。

ホンダの4サイクルエンジンGX-25

これらの寸法を図面に反映させ重ねてみたのが次の図面です。ピンク色の線がGX-25でギリギリではありますが11分の1のボデーに収まることが確認出来ました。

 

この後は動力の伝達方式をどうするかの検討です。