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太田 庭園鉄道 建設記 その81 (SP45 動力伝達方式の検討ー1)Namysł sposobu przenoszenia mocy-1


エンジンはホンダのGX25で良いとして、その動力を車輪に伝えるにはどうしたら良いか。草刈り機用のエンジンであれば遠心クラッチが備わっているので別途クラッチ機構は不要です。それ以降は実機のように発電機を回してDCモーターを回すのが一番楽ですが手軽に入手できる発電機は自動車のオルタネータです。しかしオルタネータは回転数に関係なく電圧を一定に保つ制御回路や界磁コイルを有していてよく分かりません。そこでまずは減速機や変速機を介する機械的な動力伝達方式を考えることにしました。以下の図面はGX25の後にZEROMAX変速機を入れ、その後はマイタギヤ、スプロケット、チェン、ベベルギヤを介して動輪を回す計画です。GX25には遠心クラッチがあり、軸受けで保持された外輪を覆いかぶせエンジンの回転数が上がるとクラッチが滑りながら接続し外輪が回る仕組みです。この外輪と軸受けは29年前製作のトロッコの物がそのまま使えることが判りました。台車のセンターピンは2重とし中に動力伝達軸を入れ台車が旋回しても本体側のエンジンには影響がないようにします。センターピンの先はベベルギヤで3軸の内真ん中の車軸に動力を伝え両側の車軸にはチェンで伝達します。車軸の上下動でベベルギヤの噛みあいに影響が出ては困るので真ん中の車軸はバネ機構を固定し動かないようにします。台車は2台あるのでチェンをループ状に回して両方駆動できるようにします。全てメカでやるのは大変ですね。

 

 

ZEROMAXは無段変速機で問題は回転数と馬力です。GX25の出力は5000rpmで0.6Kw、ZEROMAXは入力軸1500rpm出力軸300rpmで0.2~0.4Kwとされています。GX25の方が回転が速すぎます。1/3位の減速機構を入れる必要がありそうです。あとエンジンはどうしても振動があるのでZEROMAXとの間にはたわみ接手を入れなければなりません。これもNET上で探す必要があります。ZEROMAXも使ったことが無くどういうものか分かっていません。実家の倉庫に中古のZWROMAXが1台あるのでテストしてみます。

GX25を横から見たところ

出力軸側より