Kolejkaogrodowaのブログ

印刷会社のサラリ-マンがコツコツ建設してきた庭園鉄道紹介のブログ

太田 庭園鉄道 建設記 その75 (先輪のスポーク化)

動輪にはスポークがありましたが先輪はベタ車輪でした。そこで趣を実機に近付けるためスポークの削り出しを行いました。失敗するとイベントなどへの参加が出来なくなるので2個は新製し外したものに追加工することにしました。

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フランジと踏面の旋盤加工

まず材料屋さんから仕入れた丸い板に直径10mmの穴を開けます。次に平岡幸三さんの本の通り旋盤の主軸に直径10mmの軸を取り付けて「やとい」とし、これにねじ止めし踏面、フランジそしてスポーク部の凹みの加工を行います。

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2個出来ました。

次にフライス盤に自作の割出し台を取り付け車輪を固定します。あとは割出し台を45度づつ回転させながらテーブルを直動させスポークを削り出していきます。

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スポーク削り出しの様子

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出来上がった車輪、スポークが少し太かった!


軸穴は緩めにしてあり、軸へはめる時はアロンアルファで固定します。

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機関車に取り付けました。