動輪にはスポークがありましたが先輪はベタ車輪でした。そこで趣を実機に近付けるためスポークの削り出しを行いました。失敗するとイベントなどへの参加が出来なくなるので2個は新製し外したものに追加工することにしました。
まず材料屋さんから仕入れた丸い板に直径10mmの穴を開けます。次に平岡幸三さんの本の通り旋盤の主軸に直径10mmの軸を取り付けて「やとい」とし、これにねじ止めし踏面、フランジそしてスポーク部の凹みの加工を行います。
次にフライス盤に自作の割出し台を取り付け車輪を固定します。あとは割出し台を45度づつ回転させながらテーブルを直動させスポークを削り出していきます。
軸穴は緩めにしてあり、軸へはめる時はアロンアルファで固定します。