ED16型電気機関車には、これまで先輪がありませんでした。先輪が無くても走行に支障はなく放置していたのです。しかし外観的には変なので(その54)で紹介した通り取り付けることにしました。以前も付けたことはあったのですがカーブで車輪が台車フレームに接触したり上下の動きが渋くて動輪が浮いてしまうトラブルがあり改良を続けていました。
カーブでの接触対策としては先輪の台車が旋回する範囲を制限するためストッパーを取り付けました。上下の動き対策としてはスライド軸受けをやめヒンジで軽く動くようにしました。車軸にベアリングは無くアルミの塊に鉄の軸を通すだけとなっています。