Kolejkaogrodowaのブログ

印刷会社のサラリ-マンがコツコツ建設してきた庭園鉄道紹介のブログ

太田 庭園鉄道 建設記 その9 軌道構造の計画

ポ-ランドのタデウシ氏に触発された私は栃木県にある実家に庭園鉄道を敷設することを決め、どのような軌道にしようか検討しました。その結果、軌間は庭園鉄道として最もポピュラ-な5インチ(127mm)にしました。これにより既存のED16電気機関車を100mmから127mmに改軌する必要が出ました。軌道の構造は 落ち葉などが簡単に清掃出来るよう、草が生えないようにとコンクリート桁を並べた高架としました。おかげで地面の高低差を柱の長さで調整出来るようになり、しゃがめば車両のメインテナンスを目の高さで出来るというメリットも生まれました。

コンクリ-ト桁はべニア板で型枠を作り枕木を固定するアンカーボルトを立ててセメントを流し込んで作りました。

f:id:Kolejkaogrodowa:20200815231736j:plain

べニア板の型枠

f:id:Kolejkaogrodowa:20200815231849j:plain

セメントを流し込んでいるところ

桁や柱は東京で作り栃木へ運びました。車の荷台に簡単な自作クレ‐ンを設置し積み下ろしができるようにしました。

f:id:Kolejkaogrodowa:20200815232509j:plain

1994年8月14日撮影