Kolejkaogrodowaのブログ

印刷会社のサラリ-マンがコツコツ建設してきた庭園鉄道紹介のブログ

太田 庭園鉄道 建設記 その80 (SP-45ディーゼル機関車外観図)Lokomotywa spalinowa SP-45 projekt

ポーランドのSP-45型ディーゼル機関車の外観図が出来ました。まともな図面は手元になくNETで色々探した結果Model kartonowyというペーパークラフトの存在を知りました。ヨーロッパでは以前から飛行機や船など様々なペーパークラフトが販売されていますがSP-4…

太田 庭園鉄道 建設記 その79 (レール延長)Przedłużenie szyny

2022年1月1日現在のレール総延長は90mほどで、まだ一周しておらず、しかも一部は鉄アングルなどを使用しています。本来ならポーランドで製造したアルミレールで延長すべきですが品物が行方不明でありコロナやロシアのウクライナ侵略があって探索にも行けま…

太田 庭園鉄道 建設記 その78 (SP-45ディーゼル機関車への取り組み開始)Plan lokomotywy spalinowej typu SP-45

太田庭園鉄道ではED16を卒業したら、いよいよライブスチーブを製作する予定でした。しかし設計は26年も滞ったままでした。ライブの知識がほとんどない事や現役の社会人としての忙しさが理由でした。7年前に会社を定年退職してからもなんだかんだで進んで…

太田 庭園鉄道 建設記 その77 (電圧計と電流計の取り付け)

初期のED16は自動車用バッテリー、現在はパナソニック電動アシスト自転車のバッテリーを使用していますが実際どの位電力を使っているか分かりませんでした。しかし習志野鐡道倶楽部のメンバーがデジタル式の電圧電流計を電車に付けていた事から自分も付けて…

太田 庭園鉄道 建設記 その76 (前照灯と尾灯の点灯)

尾灯用のLEDは20年以上前から、前照灯用の懐中電灯も15年ほど前から準備していました。しかし取り付ける時間はありませんでした。2020年になって取り付けはしましたが点灯はまだでした。庭園鉄道は昼間屋外で走らせるもので周囲が明るいため点灯しても分から…

太田 庭園鉄道 建設記 その75 (先輪のスポーク化)

動輪にはスポークがありましたが先輪はベタ車輪でした。そこで趣を実機に近付けるためスポークの削り出しを行いました。失敗するとイベントなどへの参加が出来なくなるので2個は新製し外したものに追加工することにしました。 フランジと踏面の旋盤加工 ま…

太田 庭園鉄道 建設記 その74 (ED16先輪の改善)

その71で先輪の構造をヒンジにしフレームの幅を片側5mm拡張して習志野鐵道倶楽部での運転会では問題なく走行が出来ました。しかし台車を線路に乗せる時など車輪がぶらぶらして扱いにくいのと水平方向に多少の復元力が無いと車輪が片側に寄ったまま走行する…

太田 庭園鉄道 建設記 その73 (機関庫レンガ積み終了)

機関庫の建築は内部のレール設置が進んだものの外装工事は永らく止まったままでした。これを完了させるべく最後のレンガ積みを実施し終了しました。やっと外観が出来上がったのです。もっともレンガの目地は一部しか詰めておらず今後手の空いた時に少しづつ…

太田 庭園鉄道 建設記 その72 (習志鐵道倶楽部運転会への参加)

太田庭園鉄道建設記その49で、いつか習志野鐵道倶楽部の運転会でED16の試運転をさせて頂ける旨報告しましたが、ついにそれが実現しました。同倶楽部による運転会はコロナ禍で永らく中止となっていましたが最近の感染者減少によりメインテナンスを目的とし…

太田 庭園鉄道 建設記 その71 (ED16に先輪の取り付け)

ED16型電気機関車には、これまで先輪がありませんでした。先輪が無くても走行に支障はなく放置していたのです。しかし外観的には変なので(その54)で紹介した通り取り付けることにしました。以前も付けたことはあったのですがカーブで車輪が台車フレームに…

太田 庭園鉄道 建設記 その70 (機関庫と支線との接続)

周回線から機関庫へは支線が伸びています。この支線と機関庫内のレールをつながないと車両が出入り出来ません。しかしここに常設のレールを置いてしまうと人が機関庫の前を横切る時に邪魔になってしまうので必要な時だけ設置する渡りレールを製作しました。…

太田 庭園鉄道 建設記 その69 (機関庫レール設置)

機関庫自体はかなり以前から形が出来ていましたがレールは敷いておらず床も出来ていませんでした。レールが無いため車両を保管することも出来ず長い年月が経っていました。そこで周回線が一段落した2020年夏からレールの設置を開始しました。 アルミレールの…

太田 庭園鉄道 建設記 その68 (踏切の完成)

レイアウトの北西には軽トラが周回線の内側へ乗り入れるための踏切があります。アルミレールは柔らかく軽トラが通過すると変形する恐れがあるため本物と同じようにレールの間に踏み板を設置しました。直線なら長い板を設置するだけで済みますが、あいにくカ…

太田 庭園鉄道 建設記 その67 鉄レールの接続(北側)

鉄フラットバーは10m程で使い切りました。残っているのは高校時代に鉄道研究会で買った20mm×20mmの鉄アングルだけです。これは幾度か走行テストに使われ、その都度穴が開けられ錆びついて東京の自宅に転がっていました。長さは全部合わせても6m位。そ…

太田 庭園鉄道 建設記 その66 鉄レールの接続(南側)

道床は全通したもののレールはまだ半分しか敷設していません。前にも書いたようにポーランドで製作したアルミレールが行方不明のままでコロナの影響で探しに行くことも出来ません。それならば建設記その38で紹介した鉄レールを使ってみようかという事にな…

太田 庭園鉄道 建設記 その65 周囲の自然

太田庭園鉄道は旧宅の裏山に設置していますが敷地内には畑があるほか季節ごとの花が咲き狸など野生動物も住み着いています。 毎年自家用にジャガイモを作り一部は販売しています 春の訪れは自生している水仙が教えてくれます 桜の開花は東京より一週間ほど遅…

太田 庭園鉄道 建設記 その64 友人来訪

小学校の同級生で偶然にも鉄になった友人が太田庭園鉄道を訪問してくれました。およそ60mまで完成した線路をED16で何度も往復してもらい、午後は真岡鐡道のC12を一緒に撮りに行き夜は酒を酌み交わしながら昔のSL撮影話に花を咲かせ嘉永7年建築の古屋敷にお…

太田 庭園鉄道 建設記 その63 ED16側面のガラリ製作

ED16の側面にはガラリ(吸い込み口)があります。恐らく内部の抵抗器やモ-タ-の冷却風を吸い込んでいるのでしょう。雨が入らないよう千鳥配置のガラリになっています。これをどう表現するか検討した結果アルミ板に幅3mmの平型アルミ針金を貼り付けるこ…

太田 庭園鉄道 建設記 その62 パンタグラフの製作

その49で紹介したようにED16を習志野鐵道倶楽部で試運転させて頂くにはパンタグラフが必要でした。買えば5万円はします。そこでデッキと同様アルミの針金を曲げて作る事にしました。青梅鉄道公園での実機観察により本物のパンタグラフは上下のためのヒン…

太田 庭園鉄道 建設記 その61 杉の伐採時に上から見たレイアウト

最近台風などが狂暴化し倒木による道路遮断や停電などの被害が多くなっています。実家も数年前に間伐をしたものの残っている杉の木が強風時に折れる現象が時々起きており安全のため伐採することになりました。伐採は幹に梯子をかけて、なるべく高いところに…

太田 庭園鉄道 建設記 その60 道床の一周完成 トータルステーション(TS)の利用

2020年3月21日、ついに一周136mの道床が完成しました。1993年8月15日に最初の1mを設置して以来27年の歳月が流れていました。完成が急に進んだのは廃チャンネルを利用したためです。まだ枕木を作っておらずアルミレールは在庫が払底していて敷設出来ないた…

太田 庭園鉄道 建設記 その59 友人が来る!枕木全交換へ

鉄道好きで小学校時代の友人が太田庭園鉄道を訪問してくれることになりました。しかし建設開始から23年が経過し枕木のほとんどは朽ちかけている上、道床も沈んだり傾いたりして安全上の懸念が出ていました。そこで思い切って全部の枕木を新品に入れ替え道…

太田 庭園鉄道 建設記 その58 廃チャンネルの利用

道床は従来コンクリ-トで作ってきました。一方太陽光発電設備の増設工事の時、横行クレーンを自作しました。その部材の一部がチャンネルで工事後は使われないまま残っていたのでこれを再利用して道床に使う事にしました。スパンを長く取るため丈夫にする必…

太田 庭園鉄道 建設記 その57 主桁の増産

延長のための主桁の増産が始まりました。しまってあった型枠を取り出し整備してコンクリ-トを流しました。運搬には工事用車両も使いましたがレールがまだ敷設されていない所では枕木の上に板を敷き猫車も使用しました。 コンクリ-トミキサ-が活躍 型枠に…

太田 庭園鉄道 建設記 その56 軽トラの導入

2018年に新レイアウトが決まると道床の延伸が始まりました。道床の建設には土木工事が伴います。ちょうどこの年太陽光発電所の拡張のため中古軽トラを買い入れ工事に利用出来るようになりました。そのため軽トラが線路を横切るための踏切も作りました。 軽ト…

太田 庭園鉄道 建設記 その55 デッキの製作

古典的な電気機関車の面構えは何といってもデッキにありますが私のED16はこれもありませんでした。そこで青梅鉄道公園の写真を元に製作してみました。材料は全て加工し易いアルミとし接着剤でつなげるだけにしました。ステップはアルミ平板を切って組み立て…

太田 庭園鉄道 建設記 その54 先輪の製作

ED16は本来先輪がありますが私の模型にはありませんでした。構造がよく分からなかったからです。その50でご紹介したように青梅鉄道公園で実物を見たため製作することにしました。ただ本物は先輪の内側に軸受けがあり軸受けの中心で旋回出来るようになって…

太田 庭園鉄道 建設記 その53 工事用車両の製作

新しいレイアウト建設に向け主桁の運搬が多くなりました。裏山伐採時に取り外したものが払底すると新しい主桁を作って延伸をはかりました。この一枚40Kgある主桁は従来手で運んでいましたが重くて大変な上、延伸に伴って運搬距離が伸びる問題がありました。…

太田 庭園鉄道 建設記 その52 新レイアウト決定、陸橋の設置、植林

杉の間伐後レイアウトを再検討しました。太陽光パネルが設置され線路の敷設に制限が生じたこと、残りの人生の長さと体力を考え母屋を一周する大きなレイアウトをあきらめ家の東側で完結する小さなレイアウトにしました。太田庭園鉄道建設記その2で紹介した…

太田 庭園鉄道 建設記 その51 バッテリーと制御装置の変更

最初に屋根上に突き出している鉛バッテリ-を廃しベンチレ-タを乗せられないか検討しました。折しも家内のパナソニック製電動アシスト自転車が老朽化のため壊れ予備も含め2台のリチウムイオンバッテリーが手に入りました。しかし電圧が29Vと高く、これまで…